先日のお休み。
最近来ているカセットテープマイブームをさらに熱くするべく、実店舗へ行ってみる事にしました。
近場で輸入カセットを扱っているところをいくつか調べてみた結果、こちらへお邪魔してきました。

川越の芽瑠璃堂さん。
移転オープンからまだ1年半くらいだそうで、ここの存在自体知りませんでした。
ここ、入口からなんともレトロな雰囲気を漂わせていますが、入ってビックリ。
3階建てのおそらく住宅構造の建物を改装して中のほとんどを店舗スペースとして開放している、かなり本気なお店でした。
1階は新入荷の商品が主に陳列されています。
それらを見て回っていると、マスターが「2階と3階にもあるのでどうぞ見て行ってください」と。
2階へ行くにはまず靴を脱いで土間から床に上がります。
ちなみに2階へ上る階段までの廊下にも商品が陳列されていました。

2階も3階も、古いレコードがぎっしり。
試聴用のプレイヤーが窓際に設置されていたり、気遣いが凄い。
自分が行った時は自分以外にもう一人年配の男性客がいて、一生懸命ディグっていました。
ここはほんと、60’sのジャズとかオールディーズが好きな人にはたまらないでしょうね。
で、自分の目当てはカセットテープ。
2・3階には見当たらなかったので、また1階に下り。
先ほど触れた廊下の陳列スペースで立ち止まりました。

数は少ないながらも、ここにありました。
カセット。
しばらく吟味していると再びマスターが話しかけてくれて、最近はカセットが入荷しても割とすぐ売れてしまうんだとか。
思いのほか来ているのか、カセットブーム。
次回はいついつに大量入荷があるというのをこっそり教えてもらい、心の中で再訪を誓いました。
そしてせっかく来たんだしと、カセットも購入。

「困った時はヒップホップ」というのが自分の中で確立されつつあるので、ヒップホップを。
レジェンド的ラッパーの名盤です。
聴いてみた結果、やっぱり間違いありませんでした。
知識もセンスも養えていない今の段階でジャケ買いはまだリスキーだと思うのですが、そんな中で迷ったらとりあえずヒップホップを買っておけばほぼ事故らないはずという謎理論が信憑性を帯びてきました。
そんなわけで、マイブーム到来後初めての実店舗でお買い物でした。
ネットでレビューを漁ってサブスクで試聴して確認してから買うというデジタルにディグる方法も実に便利だし楽しいのは間違いないですが、たまにはこうして実物を見て考えて買うというのも格別の楽しさがありますね。
別ジャンルの音楽であれば何度も経験しているので改めてよくわかります。
いやー、楽しいなぁ。
これを機に他のお店も、もちろんこの芽瑠璃堂さんも、また遊びに行きたいですね。
芽瑠璃堂さんは来月絶対また行きます!