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昨日の記事から一転。
昨日は朝から車の中を片付けていたのですが、そのうち気が変わりました。
やっぱり今日欲しい!と。
納車に行く事にしました!
なんだかんだ天気が大丈夫そうだったのでね。
最終的にはオレの勝利ですよ。
そんなわけで、5年間お世話になったサンバーちゃんともお別れをして
新しい相棒のお迎えです!
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トヨタ チェイサー
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アバンテ ロードリー!
95年式です!
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フルノーマル車です!
自身初のトヨタ車ですよ。
ちなみにこれまでの経歴は、
ホンダ→マツダ→日産→プジョー→スバル→トヨタです。
今回これを選んだのにも、経緯はありまして。
当初から、年式が90年前後の所謂ネオクラシックの路線を狙っていたのは変わりませんでした。
そしてセダンにしたのにも理由があり。
これまで乗った事がない形というのが一つ。
これまではハッチバックしか乗っていないのでね。
もう一つ、他の人と違う車が乗りたかったという事。
一見セダンは車に興味がない人から見れば何の変哲もない普通の車に見えます。しかし令和の今、周りを見渡してみましょう。
ハッチバック、ミニバン、SUVしか走っていません。
たまにセダンを見かけても、リヤがなだらかな今風デザインの高級車かタクシーぐらいなものです。
絵に描いたようにシンプルな3ボックスセダンは、絶滅しかけているんです。
だから、今こそ90年代のセダンだと。
そして一般的なネオクラにカテゴライズされている年式と比べると少し新しめの95年式にしたのは、やっぱり劣化や故障が心配だったので。
そんな中で、走行距離少なめのこの子を見つけたというわけです。
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そういう観点で見ると、不思議と魅力的に見えてきます。
さらに、この手の車は00年前後にあったVIPカスタムブームの影響で、そのほとんどが車高を下げられたりデカいエアロをつけられたりデカいタイヤを履かされたりマフラーをつけられたりで、ノーマル車がほんとに希少なんですよ。
24年も経っていたらなおさら。
そんな中で見つけた、貴重なノーマル車。
あとは選んでいる時の話に戻りますが、セダン選びの上でもう一つポイントがありました。
それは、4ドアハードトップである事。
4ドアハードトップというのは、屋根と窓を全開にしたオープンカーの上に鉄(ハード)の屋根(トップ)を乗っけたものというイメージでしょうか。
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これです。
普通の車じゃん?と思うでしょうが、4ドアハードトップが魅力的に見える理由をシンプルに言うと……
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窓枠がないんですね。
これにより窓が天井ギリギリまでいくので、かっこよく見えるというわけです。
さらに説得力のあるところでは……
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窓を開けてドアを開けると、最高にかっこいいんです。
スポーツカーみたいでしょ。
今でも窓枠がない方式を採用しているのは、スポーツカーなどの2ドアクーペか一部の外車の高級セダンくらいなものです。
剛性の問題など安全性の観点から、今は国内で作られていないんですよ。
そこがまた魅力だったりもします。
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それらの魅力に気づいて今から探しても、ほんとに球数がありません。
あっても、すごく高騰していたり。
90年代後半はまだちょうど狙い目だと思います。
いやー、これは良い出会いでした。
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インテリアも、いい感じでした。
さすがラグジュアリー路線のロードリー。
年式的にはバブル後とはいえ、メーカーがまだ細かいところにお金をかけられていた時代なので、シート一つとっても今のものとは全然違いました。
独立したこんなデカいアームレスト、今ではほんとに珍しいらしいです。
実際、今まで自分が乗ってきたどの車よりも快適でした。
これならきっと、遠出も楽チンですよ。
そして、走行性能もめちゃくちゃ良いです。
今までは、軽でもスーパーチャージャー付きだったので加速は良い方でしたが、それでも速度を出す時は「踏むぞ出すぞオラ〜〜!」って感じでアクセルを踏んでいる感覚はありました。
一方チェイサーは、踏むと言うよりちょっと力を込めるだけですぐに制限速度に達します。
当たり前ですが、パワー感が全然違います。
久しぶりに運転する事が楽しくて、かなり回り道をしてから帰りました。
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家に着くと、ちょうど35000km。
ここからスタートです。
ここまでベタ褒めしましたが、中古ならではの問題点もいくつか。
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純正のオーディオは、残念ながらラジオしか使えませんでした。
CDチェンジャーとカセットが付いていますが、どちらもダメ。
せっかくカセットブームが来ていたのに、これは本当に残念。
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幸い、サンバーちゃんから社外オーディオを抜いておいたので、今度これに付け替えようと思います。
レトロにカセットでキメる予定が、引き続きデジタル音源のお世話になります。
他にも
左折時左ウィンカーが早めに戻る
ブレーキランプ切れてますよランプが付きっぱなし
これらの不具合はありました。
そこは購入前に聞いていたし、この頃の年式のマークII・チェイサーはあるあるらしいです。
そこまで不便でもないので、付き合っていこうと思います。
ボディにも一部大きな補修痕がありますが、それは逆に気が楽になります。
もし今後自分で擦ってしまっても、心のダメージは軽くなるはず。
さて。
長々と語ってしまいましたが、遂に納車でした。
しばらくはなるべくこの子に乗るようにして、ドライブがてら車両感覚も身につけていきたいと思います。
初の3ナンバー車なので、狭い道とかヒヤッヒヤですよ。
家の車庫入れもめっちゃ時間かかったわ。
とにかく今は、車に乗りたい!
なんかこの感覚、すごく久しぶり。