昨日は記事の通り、車検でした。
朝から預けて夜引き取るプランで。
で、車を預ける前の簡単な事前点検の段階で、諸費用以外でかかる整備費用や交換工賃を提示してくれるんだけど、その中で気になったものがあり。
OBD点検という項目。
これは最近のコンピューター制御の車に対して専用の診断機をかける事で、コンピューターを通じてさまざまな不調や不具合を検知できるというもの。
それの存在自体はやんわりと知ってはいたのですが。
オレの車、95年式だけど?
そこまで精密なコンピューターなんてないはずだけど?
整備士さん曰く、この年式は診断機に対応していないはずだけど、一応項目には入っている、と。
まぁそこはマニュアルで、とりあえずプランにぶち込むのがデフォなんだろうと、流していました。
そして夜の引き渡しの時。
精算をする時に各項目を説明してくれるのですが、やっぱり入っていました。
OBD点検費用。
そこですかさず、オレの年式では対応していないと言われたと指摘すると
その項目は削除され、もちろん費用の3000円も免除になりました。
危ない危ない。
もし空返事ではいはいと受け流していたら、そのまま余分に3000円取られていたところでした。
まぁ精算の担当の人は朝の人とは別の人だったので、そこは真摯に対応してくれて、全く後腐れなく済んだのですが。
引き渡しの時ですよ。
整備士の人に、次の車検だとおそらくOBD点検は必須になるはずなので次は買い替えですかね、と言われました。
いやいやいや!
んなわけあるか!
それが本当なら、向こう数年で国内の旧車が全滅する事になるじゃねーか!
帰ってからちゃんと調べてみました。
今決まっているのは
OBD車検の実施は、2024年10月から
そして2021年製以降の車両がOBD車検の対象だと。
それ以前のコンピューターの搭載されている車とか、もっと前の非搭載の車がどういった扱いになるかはまだ決まっていないようですが、少なくとも車検に通せないなんていう理不尽な事はないようです。
当たり前だろふざけんな
さておき、検査の結果は良好でした。
特に要注意の箇所もなく、想定外の料金がかかる事もなく、そこは安心しました。
そんなこんなで家に帰ると。
隣の家のご主人が玄関でタバコを吸っていて、話しかけられました。
車なかったけどどうしたの?と。
で、今日は車検だった事を話すと、ご主人も車検は金かかるよなぁ、と。
ちなみにそのご主人の車は、ベンツVクラス。
興味本位でいくらだったのか聞いてみると……
60万だって。
もちろんディーラーでの金額。
すごい。
ぼられ方の次元がオレの比じゃねえ。
こちとら3000円でごちゃごちゃ言ってるっていうのに。
綺麗なオチがつきましたが、今回の自分の車検も無事に終わってよかったですよ。