先日、珍しく紙の本を買いました。
こちらです。
「まちといろ 埼玉」
左上にも書いてある通り、るるぶのシリーズなんですね。
埼玉を愛する者として、埼玉全域に特化した豪華版るるぶなのかなーくらいのつもりで買ったんですよ。
ですが届いてみて、まずはこのサイズが思ったものと違って違和感を覚えました。
そして開けてみると。
このサイズ感ですよ。
オレはてっきり、いつものるるぶのサイズだと思っていたんですよ。
でも実際には、縦横のサイズは小さいものの、この厚さ。
どうやらこれは、埼玉の百科事典のようですね。
自然・歴史・鉄道・食・酒・企業・スポーツ・文化を切り口にそれぞれわかりやすく解説されていて、あとはもちろんすべての市町村の紹介もされています。
いくら埼玉好きといえどさすがに全ての地域の情報は把握できていないので、そういった地域の情報を補完できればというつもりで読み始めたのですが、自分のよく知るエリアと思っていた地域ですら知らない情報ばかりで、自分もまだまだだと思い知らされました。
なにぶんこの厚さがあるので、収録内容も全然「広く浅く」なんて事はないですね。
めっちゃ濃厚です。
例えば歴史のパートでは、古代の埼玉は海だったとか、パレオパラドキシアの化石が最も多く産出されたのが埼玉だとか、武甲山がどうやって生まれたかなんていうところから始まり、近代史では秩父事件に至るまで埼玉の歴史がザックリながらわかりやすくなぞられているんですね。
いやー、これは見始めたら止まりませんな。
これを読んでいると、またバイクで埼玉巡りがしたくなってきますね。
おすすめスポットもそうだし、食とか名産品の情報なんかもその気持ちを加速させてきます。
涼しくなったらまたどこか行きましょうかねぇ。