盆栽の話。
前回の盆栽記事では、桜に針金を巻きましたが。
今回は、この樹に針金巻きを施しました。
真柏です。
うちで最も手をかけている鉢なので、気合が入りますね。
お気に入りの樹に針金を巻いて形を作るのは、年間で一番好きな作業でもあります。
毎年少しずつ形は変わりますが、基本的なコンセプトは同じ。
枝は複雑にカーブしつつも枝の分岐には規則性を持たせ、全体的に三角錐のシルエットにする。
これは毎年心がけてきたので、今回もそれに則って作りました。
今年はこんな感じですね。
一番変わったところは、去年以上に「下向き」になった事ですかね。
一番下の枝は全て鉢の縁よりも下側に伸びるようにしました。
これが今回初めての試みですね。
やっぱり鉢より下に枝が伸びているのはかっこいいです。
そして外に戻しました。
外で見るとよりかっこよく映りますね。
これは来年の仕上がりが今から楽しみです。
だいぶ気温も下がってきて、もうすぐ盆栽達は休眠期を迎えます。
ですが、まだこれから見せ場のある鉢もあるので、今年中もまだ何度かは紹介できるかと。
それではまた次回。