車の話。
何をとち狂ったか、エアコンなしの旧車を買ってしまったわけですが。
最初は何とかなるだろうと高を括っていたものの、少し前の夏日が続いた時に乗ってみると、とんでもない。
暑くてたまりません。
これは本格的に初夏そして夏を迎えてしまうと、きっとオレは死ぬ事になる。
そう悟ったので、これは今のうちに対策せねばという事で。
これを買いました!

ポータブルクーラー カンゲキくん2!!
持ち運び可能なサイズながら、中にはちゃんと冷媒が入っていて熱交換によって冷風を出してくれる、歴とした冷房機器なのです。
この手の商品はいろんなメーカーから発売されていて、比較するとまず冷房能力の高いものはお値段も高いのは当然なのですが、どうやら2桁万円のものをもってしても車の中全体を冷やす能力はないようなんですよ。
そんな中、このカンゲキくん。
これは冷風の収束力が高いようで、送風口近くに関しては結構な冷却が見込めるのだとか。
しかもお値段、2万ちょい。
使い方さえマッチすればかなりコストパフォーマンスに優れる商品という事がわかり、最終的にこれに決めました。
ちなみにこちらを含め、ポータブルクーラーは基本的に全て交流電源タイプ。
つまり、車にコンセントを設置する必要もあります。
だもんで、これも一緒に買いました。

正弦波インバーター!
正弦波対応のものにしておけば、基本的に大抵の家電全般が使えるようになります。
ドライヤーや電子レンジといった大きな電力を使う機器を使う機会はおそらくないと思うので、とりあえず500Wのものにしてみました。
肝心なクーラーの消費電力の見方がよくわからなかったんだけど、これ冷房能力0.41kwって消費電力約410Wって事で合ってる……?
早速これを車に取り付けました。
まずはバッテリーに接続です。

バッテリー、ありました。
そういえば納車の時にエンジンルームの開け方は聞いておいたのですが、バッテリーの位置を聞くのを忘れていたので探すのにちょっと苦労しました。
ハッチを開けてすぐのとこだったんですね。

いざ、バッ直!
そういや電装品のバッ直繋ぎって初めてだけどこれで合ってる?
クランプが動かないなら大丈夫だよね?
無限地獄に聞いてる
次はこれにカンゲキくんを接続しまして。
あとは設置方法ですね。
構造上、ラゲッジスペースに電源を置く事になるので、そこからケーブルやホースを前の方に這わせてくる必要があるわけですよ。

結果、こうしました。
本体は後部座席の足元へ。
これにより、実質3人乗りとなりました。

排熱用ホースは後部座席の窓から出せるように配置しました。
ホースの先には使わなくなった塗装用ブースの排気ホースの窓用ノズルを取り付ける予定です。
写真はまだ挿しているだけ

ではいよいよ、試運転!
冷媒が働き始めるまで大体3分かかるそうです。
そして、送風用ホースはこうします!

服の裾に直刺しです!
気になる効果ですが。
めっちゃ涼しい!
なんなら寒い!!
いやー、これはいいんじゃないでしょうか。
真夏になったらわからないとはいえですよ。
当初はエアコンなしで窓を開けてハンディファンで凌ぐ絵を想像していたので、それと比べたら絶対冷房効果はあるはずです。
これがあの40℃とかのクソ暑さに通用するかはさておき、とりあえずできる対策はしました。
どうせあと1ヶ月くらいで30℃程度の日は普通に出てくると思うので、早すぎるという事もないですね。
さてどうなる夏のカーライフ!