通勤中の話。
職場の最寄駅に到着して。
改札を抜けて。
位置ゲーのアクセス踏んで。
スマホの音楽止めて。
って感じで、スマホを操作した後歩き出した時ですよ。
視線の先に、何か動いているものが見えたんですね。
床を這う何か。
で、近づいて見てみるとそれは
まさかの
オスカブト!!
なぜここに!?
駅の通路に!?
カブトが!?
しかもオスの!?
どっかから飛んできたんでしょうかね?
とりあえず、虫好き的にはめちゃくちゃ惹かれたんだけど
「オレ、これから出勤だしなぁ」と泣く泣くスルー。
さすがにオスカブトを片手に出勤するわけにもいかないし。
その後8時間置いておける環境もないし。
ただ、そのままスルーしてしまうと、オレより後に歩いてくる改札を抜けた集団に埋もれていつか踏まれてしまう。
だもんで、とりあえず短いツノを持って、壁際に置きました。
あいつらの習性的に、壁を伝って歩くはずだから、いつか外に出られるか優しい男子に拾ってもらえると信じて。
まぁこれを一瞬で判断できたのは、割といつもよくやる事なので。
人通りのあるところに虫が這っているのを見ると、近くに茂みがあればそこまで持っていって放すんだけども、それができない場合は
とりあえず端に寄せる
って事をいつもやってるんですね。
掴める虫限定なんだけど。
あとは、あいつがどうなったかが気になるなぁ。
無事でいてくれたらいいけど。
コガネムシとかだったらその場限りで忘れちゃうけど、さすがにオスカブトだったら気になるよ。
メスカブトはあんまり気にならないよ。
あんま関係ないけど、夏になると毎年のように実は密かに虫の飼育に興味が湧いたりしているムラタンなのでした。