先日の職場での事。
その日は暇だったので、隣の席になった同僚の男と一日中喋っていました。
最近よく席が近くなり、歳も近いので仲良くなった男。
その中の会話で
「ムラタンさんはこのフロアで誰が好みですか?」
と。
いやいやいや。
ちなみにうちの職場、8割くらいが女性です。
既婚者も多いとはいえ、これがなかなかお綺麗でいらっしゃる方も多く働いています。
そんな環境なので、一見この話題になってもおかしくなさそうですが
しかし当然、その話をしている周りにも女性が多くいるわけで。
そんな中でその話をしちゃう!?
と。
オレ、空気読める子なので。
そこで少し考え込んだ後、答えたのは
「Kさんですね」
Kさんは、上司の中で最もイケメンとされる”男性”です。
そこで一笑い取って、なんとかお茶を濁す事に成功しました。
いやー危なかった。
確かにそれだけ多くの女性がいれば、少なからず考える事はありますよ。
こちらも初老とはいえ男ですから。
でも、さすがに時と場所は選んで発言します。
そんなところで話す事ではありません。
まず、オレみてえな低スペ非正規が他人様に対して好みだ好みじゃないだ言える立場じゃないですよ。
おこがましいってもんですよ。
しかも、その話をどこで誰が聞き耳立てているかもわからないじゃないですか。
もしそこで迂闊に「Aさんがタイプだ」なんて言おうものなら
それを聞いていた人から、あっという間に広まりますよ。
しかもかなりの尾ひれが付いた状態で。
「ムラタンさんはAさんが好きらしいよ」
「ムラタンさんはAさんを狙ってるらしいよ」
「ムラタンさんはAさんにちょっかい出してるらしいよ」
「ムラタンさんはAさんにフラれて傷心中らしいよ」
「ムラタンさんはAさんに近づいてはいけないという判決を下されたらしいよ」
あーオレもう生きていけないー。
そのまま職を失った勢いで大統領選に出馬するしかないー。
こうなるわけですよ。
怖い怖い。
そんなわけで、その話題に関しては、今度その人と飯にでも行ったタイミングでじっくり語りたいと思います。
その話題自体は嫌いではないので。
ただし。
オレはだいぶ酷い事を言う準備がある!
じゃあお前やっぱお茶を濁しといてよかったわ。