今日はこの話です。
ここでは特に「この作品が好き」という話題にはせず、「アニメそのもの」について語ります。
自分はアニメが大好きなんですが、今ほど観るようになったのは、割と最近。
それこそ、まだ10年も経っていないのです。
子供の頃のアニメはさておき、今みたいに深夜アニメがひしめき合うようになってからだと、2008年くらいからでしょうか。
マクロスF・禁書・ストパン・狼と香辛料などの年ですね。
それから年々観る本数が増えていって、一時は1クールで30本以上観るまでに。
今でも1クール20本以上は観ています。
どうしてここまで好きかというのは、上手く説明できません。
ただ、自分にとって一番しっくりくる娯楽というのが、アニメだったんでしょう。
ある人は読書、ある人は映画鑑賞というように。
ちなみに自分は、読書も映画もからきし。漫画もほとんど読みません。
とにかくアニメだけを観ています。
たまに好きな作品のノベライズやコミカライズ、スピンオフ作品を読んだりはしますが、それもあくまでアニメの延長という感じですね。
あとは人に聞かれる事がある質問で
「そんなに観ていて内容把握できてるの?」
「そんなに観ていて飽きないの?」
というのがあります。
すげーうるさいですね。
これを聞かれた時に、わかりやすく返す事ができる例え話。
「週刊の漫画って、毎週楽しみに読むのと、とりあえず惰性で読んでるの、あとは1回読んじゃったらなんとなく次が気になって読んでるのとか、いろいろ混ざってない?そんな感じよ」
これで大抵納得してもらえます。
そんな感じなんです。
好きで毎週楽しみに観ているような作品なら、ストーリーやキャラ名も把握できているし、その先の考察までしちゃったりしているけど、なんとなく観ている作品だと、正直キャラ名も曖昧だったりします。
ただ、なんとなくでも観続けているのは、やっぱりどこかしら好きなポイントがあるんでしょう。
1人だけ好きなキャラがいるとか、OPが好きとか、声優さんが好きとか。
そんな感じで毎クール毎クール、そこそこな本数を観るようになったのですが、やはりそれを数年間続けてきた事によって、多少は観る目が養われたようです。
作品の良し悪しのような話ではなく、“好み”という観点で。
新作を観る前の段階で、なんとなく自分の観るべき作品がわかるようになったんですね。
もちろん、公式サイトの情報はほぼもれなくチェックしてからの話なんですが。
「この脚本家は自分の好きなアレを手がけた人だから観てみよう」
「このスタジオと監督の組み合わせといえばアレ。これは間違いない」
といった具合に。
これの精度がだんだん上がってきました。
まぁ、肝心の「自分の好みがどういうものなのか」は、いまだにわかりませんが。
こればかりは感覚的なものなので。
どちらかといえば、作品のジャンルなどで決まるものではなく、「作画や演出が好きか」とか「話の筋が通っているか」とか「話がわかりにくくても後でわかるか」といった感じでしょうか。
だから、ジャンルで言ったらほんとに幅広くなります。
ロボットにスポ根にバトルにラブコメにギャグに日常萌えにサスペンスにホラー、どのジャンルにも好きな作品があります。
今ではある程度、人にお勧めできるようにもなりました。
その人の好みはわからなくても、その人がどういう作品を欲しているかを自分の脳内ライブラリと照合させて、なるべくそれに近い作品を提案する。
これは意外と自分の審美眼を養う、良い特訓になったりもします。
なかなか楽しいですよ。
あ、始めの方に書いた通り、自分は視聴歴が短いので、自分と同じくらいアニメ好きな人と話した時にはとても通用しませんが。
いやいや語ってしまいました。
今後、「アニメ」の記事カテゴリにおいては、主に好きな作品について語っていきたいと思います。
※この記事は2017年3月16日に投稿したものです。一部文章を割愛しました。