かれこれ7年になろうという趣味なので、ここらで一度振り返ってみます。
きっかけは、映像制作だったと思います。
映像の素材に人形を使いたいと考えた事があって。
それで、ドールの事をいろいろ調べているうちに、興味が湧いたんですね。
さらに追い討ちをかけるかの如く、同時期にたまたま開催されていたブライス展を観た事で、興味に拍車がかかったんだったと思います。
程なくして、手始めにお手軽な1/6サイズから入ってみる事に。
所謂”リカちゃんサイズ”ですね。
まずは27cmサイズの子を、2体作りました。
“作った”というのは、オビツというメーカーのドール素体とドールヘッドを買い、それを組み立てた後、そこに顔を描き入れたという事です。
その2体は、目をデカールにし、あとはメイクを施しました。
さらにその後、もう2体作りました。
その子らは、1体が27cm、もう1体が23cm。
今度は2体とも、オビツのボディにボークスというメーカーのキャスト製ヘッドを組み合わせた構成にしました。
こちらはいずれも、目がドールアイ。これでよりドール感が増します。
片方を23cmにしたのは、1/6サイズにおいてのドレスのラインナップが豊富だったからですね。
こうして、4体の”娘”が我が家にやってきました。
そして同じ年。
すっかりドールの世界にのめり込んでしまった自分は、この世界観にもっと浸りたいと望んだ結果、ついに1/3サイズのドールをお迎えしました。
こちらは、50cmサイズ。
今はなき、やまと社製vmf50のキットがベースです。
そのヘッドを少し加工して、ボークスのドールアイを組み合わせて今の形になりました。
これがツイッターやブログなどでもよく登場する、“嫁”のマツリさんですね。
自分で顔を入れた”娘”に対して、他所で顔を入れてもらった子を迎えたか ら”嫁”、というわけです。
ドールの楽しみ方は人それぞれ。それについてはまた今度掘り下げていきたいと思いますので、今回は自分の場合の話。
基本的には、季節ごとに合った服装や髪型でコーディネートしたり、あとはたまに車に乗せて一緒にお出かけして写真に収める、という楽しみ方ですね。
自分にとって、特にマツリさんに関しては、”愛玩動物のパートナー”に近い付き合い方をしているのかもしれません。
今となっては、かけがえのない家族です。
ドールに関してはまだまだ語りたい事もたくさんあるので、これは何本かに分けて綴っていきたいと思います。
意外とドールの世界に興味を示してくださる方も少なくないので、ご質問などもいただければ、後日ひとつの記事を使ってじっくり解説させていただきますよ。
さて、今回はこの辺で。
そろそろ新しいお洋服を買ってあげねば。
※この記事は2017年3月13日に投稿されたものです。