普段は眠りが深くて、一度寝入ると朝まで起きないムラタン。
ですがその日は眠りが浅かったのか、珍しく夢を見ました。
で、その夢に大きく心を突き動かされた話。
夢の中では、アニメを見ていました。
見ているアニメの映像がそのまま夢になっているタイプの夢。
美少年2人がそれぞれバイクで走っている、ロードムービーのようでした。
すると2人は、工事中で通行止めの看板に突き当たります。
そこでの会話。
少年1「うわ、行き止まりだよ」
少年2「そうみたいだね」
少年1「しゃあない、面倒だけど迂回するか」
少年2「だね。でも僕は迂回するとき、こう思うんだ」
少年1「ん?」
少年2「『エンジンは喜んでる』って」
なんだこの台詞!!
「エンジンは喜んでる」
夢って、記憶の整理作業って言うじゃない。
オレはかつて、そんな台詞を聞いた事があったんだろうか?
バイクのアニメ?「ばくおん!!」?
ロードムービー?「キノの旅」?
どこかで聞いた覚えもない。
誰が言ったんだろう。
とにかく、夢の中で見ていたアニメのその台詞が稲妻のように胸に突き刺さり、あまりの衝撃ですぐに目を覚ましました。
そして、急いでメモしました。
夢の内容をメモるのもすごい久しぶりだったな。
この「エンジンは喜んでる」っていう台詞。
一見、バイク乗りでなくとも普通に感じられるような台詞。
要は、「それだけ多く回転させる事ができるから、エンジンにとってはいい事なんだぜ」って話。
これの何が衝撃だったかっていうと
その”逆”に気づいてしまったんですよ。
オレは、バイクを約1ヶ月動かしていない。
すなわち
エンジンが
バイクが泣いている
と。
おそらくは、ここしばらく自分の中でまたバイク熱が上がっていたのと、その煽りでアニメ「ばくおん!!」を一気見した影響だと思うのですが。
バイクに乗れていない罪悪感が見せた夢だったのでしょう。
夢は、どこか他所の映画監督が作ったものではなく、自分が作り出すもの。
なので、こうして正しく自分で自分のメッセージを受け取る事ができたのには、「オレグッジョブ」と思います。
今回は割とわかりやすいメッセージだったし。
というわけで、寒い冬にもバイクを乗る活力が湧きました。
もっとバイクを喜ばせなければ!