最近、世間では有名ミュージシャン逮捕の話題で持ちきりです。
しかもかなりの常習者だったという事もわかり、彼らの音源を持っている身としても少なからず驚きました。
薬物、いけません。
自分としては酔っ払いですら嫌いなのに、禁止薬物を常用して我を忘れる人とか絶対ダメです。
そんなわけで、自分がこれまでに出会った事のある
何かしらキメちゃってた人達の話をします。
まず1人。
車を運転中、2台くらい前の車が突然急ブレーキをかけました。
そして自分も止まって何事かと前の方を見てみました。
すると、原付に乗った若い男が蛇行運転というか、八の字に運転して後続車の進行を妨害していました。
そしてその原付は急に車の間を縫って逆走してきたかと思うと、自分の車の前でまたぐるりと一回転。
そして自分の前で止まると、なんとその男
こちらに片手をあげて会釈をするのです。
「すいません」って感じで。
さらに蛇行しながら今度は反対車線を逆走していくと、対向車にクラクションを鳴らされて、また「すいません」のポーズ。
なんだこいつは!?
呆気にとられてもう少し様子を見ていると、その原付は段差のある歩道に無理矢理乗り上げていき、おもむろにそこに駐輪すると、原付を降りた男は小走りで走り去っていきました。
あれは完全にキマってた。
ハイになってる部分と理性が共存している感じが垣間見えて、その生々しさが怖かったです。
もう1人。
大型商用施設のトイレにて。
用を足した後、手を洗っていました。
すると、隣に立っていた男がずっとこちらを見つめている事に気づきました。
鏡越しではなく直接。首ごとこちらを向いて。
気持ち悪いなと思いつつもそちらに目をやると、
「さっきそこで、覚せい剤やってる人がいましたよ」
パッチリ目を見開いて、寸分も目を逸らす事なく男はそう言いました。
いや
それお前だろ!!
実際には「え、そうですか」としか返せなかったのですが、男はそのままフラフラとトイレを出て行きました。
少しして冷静になってから「いや絶対あいつだろ」と確信したので、ちょうど近くを通った警備員にその事を告げて注意を促しました。
あともう1人。
夜に友達とドライブをしている時。
信号待ちをしていると、その先に違和感を覚えました。
何かいます。
暗い中をよく見てみると
中央分離帯に若い男が立っていました。
パンツ一丁の。
友達と「あれヤバくね?」「キメちゃってんじゃねえの?」などと話していると、赤信号の中を男はこちらを目指して走ってきました。
「え、こっち来てね?」「ヤバいんじゃねあれ」などと話しながら、一応施錠。
すると案の定運転席の窓の前に男が立って、オレの車のドアをガチャガチャ開けようとしてきました。
怖い!
ドアが開かないとわかると、今度は窓を何度もグーで殴ってきました。
しかも、大声で吠えながら。
それを見て、なぜか助手席の友達は大爆笑。
オレも釣られて笑ってしまい、窓越しにおちょくりながらそのままその場から走り去って難を逃れました。
特にヤバいと思ったのは、この3人ですね。
他にもいなくはないんですけども。
そんな感じで、我を失った人間というのはまさに猛獣のようで、底知れぬ恐怖を覚えます。
人の形をしていようとも、それはもはや人ではありません。
自分はそう思います。
マジ怖い。
だから、薬物は絶対いけません。
まさに「人間やめますか?」ですよ。
花粉症のクスリをキメながら、ムラタンはそう思うのです。
あと酔っ払いもダメです。